参加者の体験談


海外に住んでいた経験があり、日本文化の象徴とも言える茶道に興味がありましたが、敷居が高くてとてもできないと思っていたところ、久保先生からたった三回の講座でお茶が点てられる「おもてなし講座」があると聞いて、参加しました。

そこには、日常で一服のお茶を差し上げるために特化して、あらゆるものを削ぎ落とした、シンプルで美しささえ感じるお点前がありました。

簡単だからといって、いい加減なものではなかったのです。今では、オフィスで大切なお客さまに、一期一会の想いを込めてお茶を点てています。それを見ていたスタッフまで講座を受講し、私の代わりにお茶を点ててくれるようになりました。

コーヒーや紅茶はどこでも出てきますが、一服のお茶には、お客さまに感動を呼び起こす力があります。ビジネスに良い影響があるのは、うれしい副産物です。世界はますますグローバル化が進み、自国の文化や精神が大切になって来ています。日本を愛し、人を大切にしたいと想う多くの経営者やリーダーに受講してほしいと願っています。


三回で、お茶が点てられるようになる。

というのは、日々なかなか時間の取れない私にとっては、願ったりのことでした。しかも憧れの比登美先生に習えること、素晴らしい日本文化を世界に広めたいという先生の志にも感動しました。

お点前して飲んでいただく。

ただこれだけのことに、何と深い心の交流ができることか。私はお点前するたびに涙がこみ上げてくるような直心の交わりを何度も味わいました。

脈々と受け継がれてきた侘びも寂びも粋もすべての日本人の遺伝子に組み込まれている。お点前をするだけで呼吸が整い、姿勢が整い、五感を使うようになる。お茶は眠っていた日本人の心意気を呼び覚ましてくれます。

今は朝と晩と二回、主人にお抹茶を点てています。ふくいくとして柔らかに甘いお抹茶をいただくたびに、日本人として生まれて良かったと思います。

敷居を低くしていただいて入ることができたお茶の世界。これから深く深く比登美先生に学んで行きたいと思っています。


私は青年海外協力隊員として2年間、西アフリカのベナン共和国という国で暮らしていました。ベナンはブードゥー教の発祥地と言われており、時期ごとにお面をつけた神様が街中に現れたり、冠婚葬祭にはお揃いの布で作った衣装を来て踊ったりするなど独自の文化がありました。

そんな彼らと暮らす中で、私自身、自国の文化を「身につけて」いないことに気づき、同時に恥ずかしさを覚えました。

そんな折、帰国してから比登美先生にお電話をいただき、おもてなし講座を受講しました。たった3回の講座ではありましたが、毎回異なる深い気づきを得ながら、誰か大切な人のためにお茶を点てることの大きさと深さ、そして愛情の表現の方法を知りました。

当初の目標は、2020年のオリンピックで来日するベナン人にお茶をたてる、というものでしたが今は自分の身近な日本人にこそ、この文化を体験して日本人としての喜びを知ってもらいたいと思い、日々職場や自宅でお茶をたてています。


明治神宮に隣接する北参道で、小さな事務所を構えています。お客様に「来てよかった」と感じてもらうにはなにがよいだろうか考えていたところ、このおもてなし講座に出会いました。

おもてなし講座のいちばんの特徴は、テーブル席でお茶が点てられることだと思います。正座が苦手な人も作法がわからず茶室を敬遠している人も、気軽にお茶を楽しめます。なにより、お客様との“心の距離”が近くなったことを実感。茶人を目指す私に触発され、講座に通う人が現れたのもうれしい誤算です。

携帯性にすぐれた「桐の茶箱セット」も気に入っています。いずれはこの茶箱を携えて、海外でもお茶を点てることが目標です。