Q&A
よくいただくご質問にお答えいたします。
Q.一般的な茶道のお稽古と「おもてなし講座」との違いは何ですか?
A.ビジネスの現場でお茶のおもてなしをすることに特化したプログラムであることです。数回の講座を受講するだけで、本格的なおもてなしをビジネスシーンや日常の中で活かすことができるようになります。
Q.どんな方が受講していますか?
A.経営者や有力企業のリーダー層の方が多く、グローバル化が進むビジネスにおいて日本のおもてなしの重要性を感じていらっしゃる方が中心です。本格的なお茶の世界にふれるのが初めてという方もいらっしゃれば、長年お茶のお稽古を続けてきた方にも受講していただいています。 バックグラウンドや経験の有無に関係なく、どなたにもご参加いただけます。
Q.これまで習い事はどれも続きませんでした。茶道にはとても興味があるのですが……。
A.「おもてなし講座」は一般的な茶道のような継続的な稽古形式ではなく、講座形式で完了型の学びです。毎回の講座に明確な目標が設定されており、茶道の所作や知識を着実に身に付けていくことができます。
Q.土日にも予定が入ることが多く、開講日に通えるか心配です。
A.講座は平日の夜に開講します。みなさん、お仕事帰りに無理なく通われています。万が一ご都合が悪くなり受講できなかった場合にも、次の機会に再受講していただけます。忙しいビジネスパーソンの方から大変ご好評をいただいております。
Q.ずっとお茶に興味はあったものの、正座が苦手なため敬遠していて……。
A.正座の必要はありません。講座はテーブル席で行います。身に付けていただくおもてなしもオフィスやご自宅のテーブル席を想定しています。ご心配には及びません。
Q.日本文化を理解するために茶道の知識が不可欠だと感じるようになりました。その入口として受講するというスタンスでも大丈夫ですか?
A.もちろんです。茶道は“日本の伝統文化の総合芸術”といわれています。講座では、そのベースとなっている「一座建立」の考えを、一服のお茶から実践的に学んでいくことができます。また、茶道全体を短期間に体系的に理解したという方にもフィットした内容になっています。
Q.お道具のことが何もわかりません。
A.講座には「おもてなし茶箱」が付いています。おもてなしに必要な茶道具一式が入っていますので、他にご用意いただくものは特にございません。「おもてなし茶箱」はご自宅や職場などでスマートにお茶を点てるために開発したオリジナルの茶箱です。
Q.目指している「おもてなし」とは、どのようなイメージでしょうか?
A.茶の湯を大成させた千利休の言葉「利休七則」であらわされているような心尽くしの真髄を具体的に学んでいきます。さらに、“格好のよいおもてなし”にこだわっているのも当講座の特徴です。おもてなしをする相手であるビジネスパートナーや職場の同僚、部下たちから「こんな素敵な人になりたい」と思ってもらうことで、よりよい人間関係が構築できると考えています。
Q.実際に受講された方からの反響は?
A.「敷居が高いと思っていた日本文化でのおもてなしが、こんなに簡単だったとは」という驚きの声が聞かれます。また、「あらためて自分を知ることができた」という感想も印象的です。日本文化とその精神を知り、日本という国のすばらしさを知ることで、自分自身を見つめ直し深く理解することができるという点も、「おもてなし講座」の効用と言えるでしょう。
Q.受講前と受講後で具体的にはどう変化しますか?
A.わかりやすい見た目の変化としては、姿勢や所作が確実に美しくなります。内面的には、大切な方への真心がより醸成され、おもてなしという行為が自然で心地よいものになっていることでしょう。 さらに、みなさんに共通する大きな変化として、「日常での意識が変わった」という声も聞かれます。お茶をきっかけに見える世界が広がることで、日々の暮らしに目を向ける余裕が生まれ、プライベートもより充実したものになっていくようです。
Q.現在はビジネスの世界には関わっていませんが、受講してもいいですか?
A.はい、大歓迎です。お友達やご家族など身の回りの大切な方どの方へのおもてなしにも活かしていただけるプログラムになっております。お茶が普段の暮らしを豊かなものにしてくれるはずです。